アンコールワットへ行ってきました!初めてのカンボジアで、1日だけの観光。予想通りの人の多さですが、遺跡の迫力はものすごかった・・・。
朝一のアンコールワットから、その他遺跡をいくつか巡り、プノンバケンでの夕日鑑賞まで丸一日でしっかりと満喫できたので、そのルートと方法をご紹介します。
個人で行くべき?ツアーやガイドをお願いするべき?と迷っている方の参考になれば嬉しいです。
たくさんの感動を得られましたが、当日にでも日本語または英語のガイドをお願いすれば良かったと少し後悔しています。
アンコールワットの朝焼けまでの流れ
前日にトゥクトゥクをチャーターする(3択)
- ホテルの専属のトゥクトゥクに頼む
- ホテルの人に呼んでもらう
- 道端で意気投合したら、頼む
個人で交渉して頼む場合は15〜25ドルが相場です(時間や距離によって変わる)。待ち合わせやお願い事をたくさん伝えなければいけないので、英語を話せる人にお願いしましょう。
朝一でチケットを購入してから朝焼けを見に行く場合は、逆算してホテルのピックアップの時間を伝えておきます。
アンコール遺跡群チケット販売所(Ankor Enterprise)はこちら。
営業時間:5:00〜17:00
公式HP(日本語):https://www.angkorenterprise.gov.kh
朝一でチケットを買いに行く
トゥクトゥクは、チケット売り場へ連れて行ってくれます。早くチケットを買えば、早くアンコールワットへ行けて、いい場所で朝日を拝めますが、そんなに急がなくても暗いうちに到着できさえすればOKだと思います。
早朝5時〜夕方17時まで、チケットを買うことができます。前日に買っておくのもありですね。
- 1日券(37ドル)
- 3日券(62ドル)
- 7日券(72ドル)
写真付きのチケットです。写真は撮るのも撮られるのも好きですが、朝5時の疲れた顔を撮られるのは、さすがに嫌です笑
無くしてしまうと、遺跡の中へ入れないのでおきをつけて!もし偽装したり、他人のものを使ったりした場合は、100ドル以上の罰金が課せられます。また、本人でないと購入できません。身分証も必須です。※12歳以下の子供は無料です。
クレジットカードが使えます。
真っ暗闇の中を移動する
さぶい・・・。
布を首元にぐるぐる巻きにして向かいます。ダウンジャケットが要るレベル。
入り口付近に到着してからは、ドライバーさんとは一旦別れて行動することになります。「暗闇の中、どうやって遺跡まで行くの?」と聞くと「みんなに着いていけば大丈夫」とのこと。
確かに、暗くてもたくさん人がいることは分かりました。ゾロゾロと集団になって、遺跡の方へ歩いて行きます。
途中、足場が悪いところがたくさんあるので、スマホのライトなど必要です。十数分歩きました。
朝焼けを拝む
ご覧の通りの人だかりです。
ロマンチックに朝焼けを見たい方は、端の方の木の下あたりに座ってみたらいいと思います。瞑想している人もいました。全員がマナーを守っているので、とても静かです。
聞こえるのは、鳥のさえずりとシャッター音のみ。
手前に池があり、そこに咲いている蓮の花がとっても綺麗です。
午前中のアンコールワットが最高
朝の寒さで、冷え切った体が、太陽の光でじ〜んわりと温められていきます。
この場所に座っていた時間が、今回のシェムリアップ旅の中で1番気持ちよかったです。人も多くなく、目を閉じると小鳥の声だけが聞こえます。
空気がサラサラです。
アンコールワットでの注意点
- 肩を出してはダメ
- 膝上のパンツやスカートはダメ
大々的に看板に書いてあったのは、この2点だけでした。それよりも・・・
上着要ります。朝は寒い!!!
集合時間は、朝の5時。まだまだ外は真っ暗闇。トゥクトゥクの移動であれば、上着がないと大変です。
冷たい風を全身で浴びることになりますので、長袖のパーカーなど1枚必ず持って行きましょう。
薄手の布などがあれば便利ですよ。荷物隠しに使ったり、マフラーにもできます。
行っておくべき3大遺跡
シェムリアップの遺跡群は(プノンバケン遺跡以外)、夕方の5時半まで入場できます。
写真は控えめに載せておこうと思います。
バイヨン/ Bayon
正直、この顔の印象しかなかったんですが、実際いってみると、その造りは凄かったです。岩岩が狭くひしめき合って、今にも崩れんばかりのバランスで、細い通路や空間が、何百とありました。
迷路です。
欧米のお揃いコーデの親子。いいなぁ。
タケウ/ Ta Keo
アンコールワット以外の3つの中では、1番好きな遺跡です。この大きさ、伝わりますでしょうか?手前に小さく警備のおっちゃんが座っています。高さがあり、とても迫力がありました。
階段、急!
ここで落ちて何人か亡くなったそうですよ。
この遺跡で、色々と説明してくれるお兄さんが現れ、写真を撮ってくれるとのこと、お願いしました。
iPhoneじゃなきゃダメだというから、何でだろう?と思ったら、なるほど「パノラマ撮影」したかったんですね。
最後には、しっかり10ドル支払うことになりましたが、色々と教えてもらって、写真も10枚ほどとてくれたので、一人旅の私は嬉しかったです♪
あちらから何か言われたりする場合は、最初から「お金」の事は聞いたり交渉したりしておきましょう。嫌なら断りましょう。
あれやこれやしつこく言ってくるということは、彼らはみんなお金が欲しいからです。
タ・プローム/ Ta Prohm
ここは1番中国人が多く、入り口付近では前に進めないほどでした。この写真をもう少し広角に撮ると人がたくさん写ってしまいます。
この遺跡は広く、たくさん歩かなければいけません。木々が遺跡に絡みつく様子は、至る所でみられます。休憩しながら、色々とまわってみてください。
クレン山とベンメリア遺跡
先ほど購入したチケットでほとんどの遺跡を観光できますが、クレン山とベンメリア遺跡は、別にチケットを払う必要があります。こちらも12歳以下は無料。
- クレン山(20ドル)
- ベンメリア遺跡(5ドル)
どちらも、移動時間を含めると半日は必ず必要です。
プノンバケン/ Phnom Bakhengで夕日鑑賞
アンコールワットとバイヨン寺院のちょうど間に位置しています。
夕日は間違い無く、綺麗です。とても美しいです。
でも私はもう行かなくていいやと思いました。なぜなら、
こんな感じだから。
人人人。
やはり人混みは苦手です。登りすぎると、危ないので人数制限(300人)があります。早めに行くとチケットを入り口でもらえるので、これを持って上がります。
徒歩で行く場合は、ふもとから20分ほどかかるので16〜16時半頃には登りはじめたほうが無難です。
この日は、ちいさなお坊さんがたくさん来ていて観光客と一緒に夕日を拝んでいました。袈裟のオレンジ色と夕焼けと遺跡の茶色が合わさって美しく、カンボジアの忘れられないシーンです。
象さんに乗って遺跡まで行くこともできます。料金は登り20ドル、下り15ドル。
現地ツアーでは、象さんに乗って遺跡巡りをすることもできますよ!ルートにもよりますが、大体20ドル〜25ドルが相場です。
せっかく上まで来たのに、遺跡に上がれない人が、何百人と列をなしていました。上の人が降りてくるまで、この方々はずっと待っています。夕日落ちちゃうよ〜。
早めにいってよかった〜。トゥクトゥクドライバーさんのおかげです。
帰り際に、下からパシャリ。すげー。毎日こんなにたくさんの人をのせて、遺跡こわれないかなー?と心配になるほどでした。
全ての遺跡は5時半で入場できなくなりますが、このプノンバケン遺跡のみ夜7時まで入場できます。
ツアーやガイドについて
- 現地のホテルでも申し込む
- 旅行前に申し込んでおく
ずっとガイドが付いているのもプライベート感が無くなると思うので、日にちに余裕があれば1日はガイド付きで巡ると勉強になるし、いいのでは?と思いました。
おわりに
丸一日で巡ったシェムリアップの遺跡を紹介しました。
専属のトゥクトゥクさえチャーターできれば、あとは自由に回れるので個人で観光しても充分楽しむことができます。
「ガイドがいたらな」と思う部分が多々あったので、予習しておくか現地で詳しいガイドに解説をお願いしながら巡ると、感動も楽しさも倍増するのでは、と感じます。
では、熱中症には気をつけて楽しんできてください♪