タイの人気のリゾート地「ラン島」は、バンコクから日帰りで遊びに行けるパタヤ西方沖の小さな離島です。
気軽に行けるのでタイ人にも旅行者にも、昔から大人気!
パタヤシティまでバンコクからバスで片道2時間、そして船で約30分。パタヤの海では見られない、透明度の高い海と白い砂浜がとても綺麗です。
今回は、なんと約1,000バーツあれば十分大満足できちゃう「ラン島」への行き方と遊び方、ラン島の美しいビーチをほぼ全部ご紹介します。
朝一にエカマイからバスでパタヤへ向かう
島でゆっくりするために、早起きしましょう!
パタヤ行きのバスは、エカマイのバスターミナルから1時間に1本出ています。
2022年12月時点で、1人131バーツです。2017年では片道108バーツでしたが、相変わらず激安!
一番近い出発時間が、カウンターで表示されています。パタヤまで、2時間〜2時間半です。
新しいコインロッカーがありました! ATMもあります。
一度使おうとしたことがありますが、パスポートの読み込みがうまくいかず、断念したことがあります。
乗り場は右側手前の1番、わかりやすいです。チケットに席番号があります。席の番号が書いてある席に座るので、お間違えなく!
以前、バスの中で英語でずーっとおしゃべりしていた外国人がスタッフに大声(タイ語)で注意されていました。物凄い形相で怒っていました・・・。
チケット売り場のおばちゃんも怖い〜(笑)質問したら「んぁ?」など言ってきますが、お気になさらず・・・。
わくわくする気持ちはちょっと抑えて、おしゃべりは控えめに〜。バスでゆっくり寝て、充電しておきましょう♪
ソンテウと船を使ってラン島へ
パタヤでのソンテウ
パタヤのバスターミナルに着いたら、相乗りタクシー「ソンテウ」に乗ります。
一人30〜50バーツです。船乗り場は、ウォーキングストリートの一番奥の方です。「ナールア」(船乗り場)と伝えてみましょう。直接行くソンテウであれば、一発で行けます。
他のお客さんのホテルなども経由して向かうので、少々時間がかかりますが、スムーズに行くとウォーキングストリート入り口付近まで約15分ほどで到着します。
船乗り場まで直接行かないソンテウであれば、ウォーキングストリート入り口で降りて、それから船乗り場までは徒歩、もしくは船乗り場へ向かうソンテウに乗り換えていきましょう。(1人10バーツ)
バイクタクシーだと、バスターミナルからパタヤビーチ辺りまで1人100バーツ前後です。
パタヤからラン島までの船(フェリー)
などなど色々な方法でラン島に行けますが、今回は片道30バーツの普通フェリーをオススメします。片道40分かかりますが、とても安いです。
ラン島には2つの船着き場がありますので、行きたい方がどちら側なのか乗る前に確認しましょう。①島のメイン入り口「ナバーン桟橋」か、②旅行者が多く集まる「Tawen Beach」です。
①ナバーン入り口の方の発着時間↓
ナバーン桟橋の港はカラフル♪レンタルバイク屋や宿泊施設がたくさんあります。近場に売店や屋台、コンビニなどがあるので便利です。
②TAWEN BEACHへの発着時間↓
パタヤからラン島までの船(スピードボートやジェットスキー)
早く着きたい場合、スピードボートやジェットスキーもスリルがあって楽しいかも笑
どちらの方法でもラン島に行ったことがありますが、ジェットスキーで2人乗りで行ったのは怖かった・・・。
カメラとかも入ってるリュック落としたら終わりだし、ドライバーがテンション上がっちゃって無茶な運転するしで落ちないように変な筋肉使って疲れたの覚えてます笑
- スピードボートの相乗り(往復 1人約300バーツ)所要時間15〜20分
- スピードボート貸し切り(約2,000バーツ)所要時間15〜20分
- ジェットスキー貸し切り(約2,000バーツ)所要時間15〜20分
- サマエビーチまで直通ボート(片道150バーツ)
ラン島についたら、レンタルバイクでビーチめぐり
バイクレンタルの相場は、1日300バーツです。2017年ごろから料金は変わっていない様子。数時間しか乗らないから、安くしてくれ!と交渉するのも有りかと思います。人によってはまけてくれるかも?
フェリーでラン島に着いたらバイクをレンタル。
— RYOTARO ODA@🇹🇭タイ (@FreeS_Traveler) January 20, 2023
客引は300Bくらいを提示してくるけど、それを無視してキチンと店構えしてるお店に行くと200B/dayで貸してくれた。
借りてる間はパスポートを預けることになった。#タイ#ラン島 pic.twitter.com/JjLCTBp2XS
レンタルバイクを利用するときは、パスポートを預けるように言われることがほとんどです。
しかし、パスポートは預けたくない!という場合は、タイのバイク免許証や自動車免許証、または日本の免許証があれば、借りることができます。現金で2,000バーツをデポジットに預けてくれるところもありました。
以前、パンガン島でマニュアルのバイクしか残っておらず、坂道で転けてしまった経験があります・・・。
そのときの修理費1,500バーツを払いました。大型のオートマのバイクがあれば一番快適です。
ラン島のおすすめ絶景ビューポイントまとめ
- タウェンビーチを一望
- ラン島の頂上
- ヌアルビーチへ行く途中の道
- サマエビーチへ行く途中の坂道
丘の上からタウェンビーチを一望
タウェンビーチ右側の丘を登ったところがビューポイントです。ここの道をバイクで走ると、と〜〜〜っても気持ちがいいですよ♪
ラン島の頂上へ
もっと高いところからラン島を一望できるところがあります!さきほどのビューポイントを越えて少し進むと、右側のほうに曲がる道があります。そこを上まで登り切ります。
google mapでは「Buddha’s Footprint」と載っています。この道の手前には、大きなお坊さんの像「Giant Monk」があります。
バイクを止めて、林の中を抜けると頂上です。景色はこんな感じ!とても綺麗です。
ラン島を見守る観音様もいらっしゃいました〜。
ヌアルビーチへ向かう途中の道
ヌアルビーチは、ラン島の一番南に位置するビーチです。
島の看板に「Nual Beach」と表記があるので、その通りに進みましょう。すると、途中こんな景色が見えてきます。
何にもありません(笑)
この道をバイクで走ると、空の青と緑のコントラストがバーッと目に迫ってくる感じで、とっても爽快です!やっぱり島はいいな〜と思う瞬間です〜♪
サマエビーチへ向かう途中の坂道
サマエビーチ、ティアンビーチへ行く途中は、上り下りが激しい道がいくつかあります。2人乗りで荷物などもある場合は、十分気をつけてくださいね!
坂をのぼりきったところからの下りの道は、キラキラと海が光る、綺麗な景色が広がります。見とれないように注意です。
ラン島のビーチ、勝手にランキング!
- ティアンビーチ/ Tian
- ヌアルビーチ/ Nual
- サマエビーチ/ Samae
- ターヤイビーチ/ Ta yai
- タウェンビーチ/ Tawen
- サンワンビーチ/ Sang Wan
1位 ティアンビーチ「Tian Beach」
海の透明さや、砂浜の白さがラン島の中では一番きれいだと感じます。なによりも、木陰があるのが嬉しいです!なぜなら、このように持参のハンモックをかけらるからです。
シート代100バーツも安くはないですよね・・・。なので木陰があると砂浜に大きい布やシートなどを敷いて、その上で横になれば超快適!シート代を払う必要なしです(笑)
荷物も置けるので何かと便利です。
日本では、ハンモックカフェなども流行っているそうですね♪ このハンモックはタイ郊外で約200バーツで購入しました。麻紐だけで、しっかり固定できたのでビックリ。海に行く際は、マイハンモックは、もう欠かせません!
ティアンビーチに行くには、バイクを止めたところから少し歩いて浜辺へ行きます。途中、歩道橋で陸と繋がっているんですが、その橋には手すりがありません(笑)結構な高さもあるので、どうか気をつけてください!
2位 ヌアルビーチ「Nual Beach」
このビーチは、ラン島の南側にある比較的静かで人も少なめです。ゆっくりできます。マリンスポーツなどは、ここでは出来ません。透明度も抜群!木陰や岩場があるので、お昼寝にぴったり!
先ほど紹介したように、ここまで行く道がカナリおすすめです!相乗りタクシーのソンテウでも、このビーチに行けますが、途中で降りられないので、バイクレンタルされた際は、是非ドライブを楽しんでくださいね〜♪
このビーチの「Mokiza Beach Restaurant」で食べたこの普通のカオパットが、すっごく美味しかった。海のせいでしょうか(笑)少々値段が高かったのを覚えています。
3位 サマエビーチ「Samae Beach」
先ほどのティアンビーチの隣に位置するビーチです。比較的とても大きく、広いです。海の透明さも、砂浜の白さも文句なしです。唯一、木陰がなかったので3位にしました(笑)
エイのような形をしたソーラーパネルがあります。その隣に展望台もあるので、元気があれば登ってみてください〜♪
4位 ターヤイビーチ「Ta Yaiy Beach」
こちらは、ラン島最北端にあるビーチです。小さめのビーチで、周りには岩がたくさんあります。最小限の設備だけがあるというだけで、とても人が少なく、プライベート感を楽しめます。
岩場を散策したりして、楽しかったです♪ご飯も美味しい。
5位 タウェンビーチ「Tawaen Beach」
ボートの発着場があるこちらのビーチは、人が多い!!!中国人と韓国人だらけです。個人的には、好きではありません。大きいビーチでとても賑やかですが、うるさいです(笑)
中国語で客引きの嵐です。レストランなども中国人だらけで、汚い・・・。ビーチでは、派手な格好で撮影大会してますし混雑してます・・・。でも海は綺麗ですよ!
移動も面倒くさいし、どこでもいいや〜という場合はここでも十分楽しめるとおもいます。マリンスポーツなどは充実している様子。
6位 サンワンビーチ「Sang Wan Beach」
このビーチは、TAWEN BEACHの船着き場の西側に位置するビーチです。
この写真を撮ったときは朝9時頃、まだ人が集まっていません!しかし昼頃になると、超満員。中国人の写真大会がはじまります(笑)ぜひ午前中に行ってみてください。
比較的小さめのビーチで、近くにはゲストハウスもあります。こちらも透明度は高いです!シュノーケリングツアーもこのビーチ沖でやっていました♪
ラン島からパタヤ、バンコクまでの帰り方
日帰りの場合、夕方4時頃には帰る準備をした方が無難です。
帰りの船は混みます!スピードボートでの乗り合いや貸し切りの場合は、ドライバーに帰りの時間と場所を聞いておきましょう。
ドライバーが早く帰りたいから、早い時間を言われることもあると思いますが、できるだけ自分の帰りたい時間を伝えましょう!
ヤーク ガッブ ハーモーン イェン カー/カップ
(5時(ハーモーン)に帰りたいです。)
※ヤーク(〜したい)、ガッブ(帰る)、スィーモーン(4時)、イェン(夕方)
普通の鈍行フェリーで行く場合は、時間に余裕をもって船着き場に行きましょう。
帰る頃にはすっかり夜♪
ここから、ソンテウやタクシーなどに交渉して1人50バーツでパタヤのバスターミナルに行けます!
貸し切りだと、1人100バーツほどでしょう。そこからエカマイ行きのバスに乗ります。
タクシーアプリの「Bolt」を利用すると、パタヤビーチロードからバンコク市街まで、1500バーツ+高速代で帰ることも可能です。
さいごに
以上、ラン島への行き方とオススメのビーチをランキングでご紹介しました!交通費や食費を合わせても、贅沢をしなければ丸一日約1,000バーツで済んでしまいます。
日帰りだと、移動の疲れと日焼けの痛みで大変ですが、それも良い思い出です。せっかくタイに来たのなら是非、ローカルな遊び方も試してみてはいかがですか?
ラン島はマリンスポーツも充実しています。バナナボート、パラセーリングやシュノーケル。「サップ」というボードに乗るアクティビティもあります。
バンコクから片道4時間で、この綺麗な海に行けるってやっぱり最高!