タイに関するよくある誤解・イメージを考察してみた【あるある】

Thailand
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タイについてみなさんはどんなイメージを持っていますか?

私が初めてタイへ行ったのは2012年、大学卒業する年でした。イメージは「ごちゃごちゃしてるのかな」くらい。実際、予想を上回るごちゃごちゃ感だったのを覚えています。

ニューハーフが多いとか、辛い食べ物ばっかりとか、とりあえず暑いとか。

実際4年間住んでみて感じたことを、書いておきまーす。

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人と会ったら合掌(ワイ)

2014年、タイに来て一週間のワイ(私)

手を合わせるタイの独特な挨拶がありますよね、タイでは「ワイ」と言います。タイのマックでは、ドナルドも合掌しています。

確かに、タイに行く前までは挨拶をするときには、日本のお辞儀や会釈と同じように人と会うときは「合掌」をすることが文化だと勝手に思っておりました。

実際のところ、フォーマルな場合でしか使われませんね。または、きちんと敬意を表したい場合です。立場的に上の人に、「サワディー」する時はみんな手を合わせています。

手を蓮の花のつぼみのように、かるく膨らませて胸の上のほうで合わせ、中指を軽く自分の鼻につけて軽く頭を下げるのが正しいとされています。人が合掌している姿は、いつ見ても美しいです。

微笑みの国タイランド

昔から、「タイには13の笑顔がある」と言われています。その13はどういうものか調べてみると。

①《イム・ターン・ナムター》=「とっても幸せ、だから泣いている」
②《イム・タック・ターイ》=あまりよく知らない人への丁寧なほほえみ。
③《イム・チューンチョム》=「あなたはすばらしい」といった類のほほえみ。
④《ファン・イム》=「冗談が面白くなくても笑わなければいけない」類の作り笑い。
⑤《イム・ミー・レッサナイ》=心の中にある悪意を隠すほほえみ。
⑥《イム・ヨー》=からかい、または「だからそういったでしょ」
⑦《イム・イエーイエー》=「事の善悪はわかっている。でも覆水盆に返らずだから、嘆いても仕方がないでしょ」
⑧《イム・サオ》=悲しみを表すほほえみ。
⑨《イム・ヘン》=「トライ」なほほえみ。「あなたに借金しているのは分かっているが、返すお金がない」
⑩《イム・タック・ターン》=「あなたの意見には賛同できない」あるいは、「どうぞ提案してください。でもあなたの考えはよくない」
⑪《イム・チュアチュアン》=「私の勝ちだ」敗者に向けてなされる。
⑫《イム・スー》=「勝ち目のない闘いに直面したとき」
⑬《イム・マイオーク》=「笑おうとするけれど顔がこわばってしまう」

引用:知識連鎖さん

こちらを読むと、13の微笑みの内容は意外とネガティブで、本心とは異なる言葉で表向きの良さを作り出す京都の人のような感じがしましたが、実際のところ「ニコニコ」しているタイ人は多いかと思います。

タイ人は「嫌われる」ことや「怒られる」事が苦手で、争いを避け平和を保とうとする日本人的な心もあるのかな、と感じます。

マイペンライ(大丈夫)」というお国柄を一言であらわせる便利な言葉もありますが、タイは暑い国ですし大らかで細かいことは気にしない、ちょっと雑だけど愛される「O型タイプ」のような人は、確かに多いです。

なので、私も移住しました笑

色黒の人が多い

コーンおばさん

小さい頃からずーっと夏で、冬がない国ですからそりゃ色が黒い人が多いです。日本と同様、タイ人も「色白が美しい」とされています。

しかし、色白で綺麗なタイ人もいることも事実です。有名人はもちろん、一般女性でスキンケアを大切にしている方はとても白い肌を保っていて、日傘などさしてお上品です。

こちらの記事にも書いています。

食べ物が激辛

私が初めて食べたタイ料理は、忘れもしませんあの「グリーンカレー」です。日本のタイ料理店で挑戦したのですが、それはそれは「鬼辛」でした。目の前がクラクラしたことを覚えています笑

それからというもの、アジアの料理は辛い!というイメージをずっと持っていました。しかし移住してから、「あれ全然辛くないじゃん!」という料理をたくさん発見しました。タイでは、食生活には何不自由なく暮らせます。

ちょっと多いですが、辛くない料理についてもまとめております。

象が道を歩いている

2012年はじめてのチェンマイ(金髪はもう絶対しない)

2012年に初めてチェンマイへ行ったときは「芸をする赤ちゃん象」は道を歩いていました。ストリートでバリバリ働かされいる象さん。

可愛かった〜♪足をクロスさせてお辞儀してくれたのを覚えています。

2008年ごろは、バンコクの中心エリア「スクンビット」に象が普通に歩いていたって本当!?

LGBT率が高い

これは断言できます。多いです。

在住時に仲良くしてくれていたタイ人の美人な女の子は、女性が好きでした。私は友達として遊んでいましたが、元カノの話や今カレ(元女性)の話などが楽しくて、色々根掘り葉掘り聞いたことがあります。

ジェンダーレスな愛が、オープンに認められている国は個人的には好きです。弟がゲイだ、という話や、デパートの化粧品売り場で美しい男性が働いていたり、男っぽい格好や振る舞いをする女性も多くいます。

タイで生活していると、このLGBTについては良い意味で当たり前となり何も不自然なことだとは思わないようになっています。

タイはとにかく暑い

タイは、ずーっと暑いです。20度以下になると、寒いから気をつけてねという注意報が出るくらいです。

タイの方が日本の夏より過ごしやすいと感じます。今年になって日本へ帰ってきましたが、猛暑すぎて辛いです。ウロチョロするのが大好きな私も、出不精となり引きこもり率が高くなってきております。

日本の「蒸し蒸し」「ベタベタ」は、本当にしんどいですよね。

ただし、タイの真夏4〜5月に関しては日中が40度以上になるところも多くあるので、この期間にお出かけの場合は熱中症対策をお忘れ無く!

おわりに

以上、私なりに「タイの誤解あるある」について考察させていただきました。

「誤解」というほどでもないけど、どの国も実際行ってみないとわからないことだらけですよね。なんなら今のバンコクなんて東京よりも都会なんじゃない?と思うような場所、シーンはたくさんあったりします。

タイって色々な国の人がたくさん住んでいて、男だからこう女だからこうっていうような考えは日本ほとなくって自由で適当で、自分に自信をもってて、動物的で・・・

ダイバーシティ(多様性)がある国って、どんどん発展してくのだなぁという感じで、日本と大違い。

ではまた。

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