タイ在住者が教える辛くないタイ料理17選とおすすめレストラン【実食レビュー】

タイ在住者が教える辛くないタイ料理17選とおすすめレストラン【実食レビュー】Thailand
Thailand

タイ料理と言えばやはり「辛い」というイメージを持っているのではないでしょうか。パッタイやカオマンガイなどの王道の料理以外にも、辛くなくて美味しいタイ料理はたくさんありますよ!

私は辛い料理が大好き!というわけではないので、タイのバンコクに住んでいた4年間ではレストランでいつも辛くないタイ料理もオーダーしていました。

そこで今回は「これは美味しい」と思うタイ料理とタイ現地でのおすすめレストランを合わせて紹介します。

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マッサマンカレー

大きなチキンがゴロっと入ってる

マッサマンカレーとグーグル検索をしてみると

「世界一美味しいカレー」

と出てくるではないですか!何をもって世界一なのかわかりませんが、味は本当に絶妙で美味しいです。柔らかく煮込まれたチキンを入れるのが一般的。

タイ南方の郷土料理で、特徴はナッツやジャガイモ、ニンジンなどが入っていること。日本のカレーを思わせる見た目で、味はとっても南国♪

クミンなどのスパイスが入っているものもあり、お店によって全く辛さの度合いが異なります。辛さは、全く無いか程よいかのどちらかです。

辛いのは本当に苦手!!!という方は、メニューを指さして

アニーペッ(ト)マイカー?

↑「これは辛いですか?」と聞いてみましょう。

バンコクで、間違い無くおいしいマッサマンカレーが食べられるお店はコチラ。このお店は、すこしピリ辛です。

プーケットタウン

この店でいただけるマッサマンカレーは、パリパリのナンのようなものと一緒に食べます。

甘めでコクのある深い味です。ナッツやスパイスが効いていて、チキンに味がとっても染みています。もちろんジャスミンライスと食べるのも最高!

場所:Thonglor soi 4 奥
時間 :10:30 – 22:00
FB page : Phuket Town Restaurant

タイのおかゆ「ジョーク」

出勤前の朝ご飯として、お酒を飲んだ後に夜中の軽食として愛されている料理。

米の形が残っていないくらい煮込まれたものを「ジョーク」日本の雑炊のようにサラッとしているものを「カオ・トム」と言います。

パクチーや青ネギ、生姜との相性バツグン!牛肉やつみれを入れるが主流です。

丸いかまぼこ「ルーク」と一緒に食べるとお腹も満たされます♪具無しだと20バーツ(66円)、具入りでも35バーツ(116円)と激安です。

チェンマイの24時間営業のお粥専門店が良かったので紹介します。チェンマイで長期滞在中に体調を崩してしまい、こちらには大変お世話になりました。

ジョーク ソムペット

場所:59/3 Sri Poom Rd
時間 :24Hours
FB page : Jok Sompet

みんな大好き「パッタイ」

世界中で大人気のタイ風焼きそばです。

もちもちの麺がくせになりますよね。酸味の元は「タマリンド」というウコンの親戚のフルーツの味です。このタマリンドの身を、筋から取ってお湯につけてペースト状にしたものを麺と絡めて作ります。

一度、自宅のキッチンで作ったことがありますが、部屋中がタイランド臭でいっぱいになってしまいました笑!自宅でのパッタイ作りはオススメしません。くっさいです笑

油が足りなかったのか、麺がうまくほぐれず水分を吸ってしまって、難しかったです。お店のパッタイは、絶妙な油の量と火加減で作られているんだな〜と実感しました。

生の青ネギを、サラダのようにバリバリ食べれるようになれば、超タイ通!あなたはタイのどこででも生きていけるでしょう♪ 最初は混ぜずに食べたり、後でライムを搾ったりしながら味を変えて楽しみます。刻んだナッツが良い仕事をしてくれます♡

お店によって味が様々なので、私は色々な場所でパッタイを試して食べ比べする事が好きです。

とりあえず、賑わった雰囲気で有名なパッタイを食べておきたい!という方は、こちらへ。

ティップサマイ

場所:313 Mahachai Rd. Samranrat, Pranakorn
時間:17:00〜翌3:00(水曜定休)
FB Page: Thipsamai

エビのすり身揚げ「トートマンクン」

ほくほくでエビが甘く感じられるオススメの一品です。甘いチリソースにつけて食べるのが一般的ですが、すこし辛いです。ソースなしでも美味。

トート(揚げる)マン(練る)(クン)エビ

エビの発音は、正確には「グン」と言います。トムヤムクンではなく、トムヤムグンです。

きちんとしたタイ料理屋さんに行けば、美味しいものが食べられます。衣はサクサクで熱々で中はぷりぷりでエビの風味が口に広がります。

王道のカオマンガイ

こちらも、タイ料理の中で大人気ですよね。大量の茹で鶏からでた濃いスープで炊いたご飯がとっても美味しい!生姜やパクチーが美味しさの決め手。

マレーシアやシンガポールなどでも愛されている東南アジアを代表する料理です。日本でも炊飯器で簡単に作ることができますよ

渋谷にも進出しているという有名なお店はこちら。その名もピンクのカオマンガイ

Raan Kaithong Pratunam(ラーンガイトーンプラトゥナム)

1960年から営業している老舗です。一度は行ってみる価値あり!

一皿40バーツ(160円)!スープも付いてきます。味はお墨付き。タクシー運転手には、

ペッブリーソイ30 (サームシップ)

と伝えたら行ってくれます。

場所:960-962 Phetchaburi Rd
時間:6:00am-14:00pm/ 17:00pm-2:00am

揚げた鶏肉を乗せることもあり、「アゲマンガイ」と造語を作って使っていました笑 

お店によっては、通常のカオマンガイと一緒にダブルのせで注文することもできます。

タイ風あんかけ麺「ラッナー」

ラッナーは「あんかけ」という意味。特徴としては、麺が平麺で、カナーというがたっぷり入っているところ。カリカリの揚げた麺を使うこともあります。平麺は、セン(麺)ヤイ(大きい)と言います。

カナーというタイの野菜は茎が太めですが、煮込むと柔らかく葉もしっかりとしていて食べ応えがあります。

当時働いていたお店のキッチンのおばちゃんが作ってくれるこのラッナーが本当に美味しかった・・・。日本人はよく分からない時に「○○かな〜」とよく言うよ!と教えると、それからことある事に「○○かな〜〜」と連呼していたおばちゃんが可愛かった♡

スープがないものもあります。

屋台でも50〜80バーツ(166円〜)で食べられますので、是非たのんでみてください!

牡蠣の卵とじ「ホイトート」

牡蠣の卵とじをカリッと揚げたもの。タイの牡蠣は、小さくて安価で美味。それをもやしと一緒に炒めて卵でとじたものを、大量の油に投入してシャーッと揚げます。

ホイ(貝)トート(揚げる)

カリッとしたものではなく、トロッとした卵とじもあります。こちらはオースワンと呼ばれていて、トゥルンとした食感です。オイスターソースで味付けされた牡蠣が特徴。

健康的ではありませんが、お酒のつまみにぴったり!値段は、80〜100バーツ。

間違いなしの焼き飯「カオパッド」

コチラは、ザ☆焼き飯です。カオ(ご飯)パッド(炒める)という意味。アジア旅で何を頼むか迷ったら、とりあえずカオパッドを選べば間違いなし!

主に、海鮮(ターレー)、鶏(ガイ)、豚(ムー)、牛(ヌア)の中から選びます。

「カオパッド・ムー」のように後ろに名前をつけてオーダーしましょう。

もう一つ、パイナップルの皮に入っている「カオパッド・サパロッ(ト)」も有名なタイ料理です。パイナップルの身ももちろん入っていますよ。辛くありません。

サパロッの発音のコツは「札幌」を意識すると、うまく言えます!

野菜や豆腐が入ったクリアスープ「トムチュー トーフー」

「トムチュー」日本のお吸い物のような、タイの野菜入りスープのことです。肉団子や白菜、ニンジンなどが入っています。それに豆腐が入るとトムチュー・トーフーと言います。

トム(煮込む)チュー/ ヂューッ(薄味の)

タイで豆腐といえば、日本の卵豆腐を指す場合が多く、スープ料理にはよく使われています。同じ値段で白い豆腐も売られていますが冷や奴のように豆腐自体を楽しむという文化はありません。

付け合わせのスープという感じでくるのではなく、大皿に入ってくるメイン料理です。おたまで器にとりわけます。

串焼き鳥と餅米

道端でよく売られているストリートソウルフード!コレ、意外と美味しいんです。

絶妙な味付けの串焼き鳥で、おばちゃんが炭火で焼いてくれています。バイクタクシー御用達です。なぜならなんといってもその安さにあります。だって一本10バーツなんですよ。餅米も袋に入った物で10バーツ。

ガイ(鶏)ヤーン(焼き)
カオ(ご飯)ニアオ(もちもち)

大通り沿いで焼いているので、排気ガスがまんべんなく付着していると思われますが、気にしない!という方は是非。

タイのシンプルヌードル「クイッティアオ」

スープがある麺料理全般を指します。タイのヌードルスープです。

クリアスープが多く、鶏(ガイ)、豚(ムー)、牛(ヌア)を後ろに付けることで、中身の肉を選べます。「クイッティアオ・ムー」で豚ヌードルです。麺の種類は基本的にこちらの3種類。

  • セン(麺)ミー(極細)
  • セン(麺)レック(小さい、細い)
  • セン(麺)ヤイ(大きい、太い)

出てきたままの状態は辛くありません。テーブルの上にある4つの調味料を使って、自分の好みの味を作るのが主流です。

  • ナムプラー(臭い魚の醤油)
  • ナムターン(白砂糖)
  • プリック(粉の唐辛子)
  • ナムソム・プリック(唐辛子入りの酢)

粉の唐辛子は、ちょっとだけでも相当辛くなってしまうので要注意!

タイの中華麺のヌードル「バーミー」

バーミーとは、中華麺のことです。

通常はスープも入っているタイ風ラーメンですが、「バーミーヘーン」となるとスープなしの麺料理になります。ヘーンというは乾燥しているという意味です。

バンコクの中華街、ヤワラート通りへいけば安くて美味しいバーミーやさんがたくさんありますよ!

今回は、エカマイの有名店を紹介します。

アルンワン

創業1963年!エカマイで約60年ほど営業している、バーミー専門店です。昼の時間は人でいっぱい!麺がなくなり次第終了です。

モツやワンタンが美味しいことで有名で、サイドメニューも豊富です。モツは全然くさくなく、全部乗せで頼むと5種類ほどのモツを入れてくれます。カオマンガイなどもありますよ♪

サイ モッ ダイマイカー?

↑全部入れることは出来ますか?

場所:Ekamai soi 15と17の間の通り沿い
時間:9:00-15:00

イサーン地方の鍋料理「タイスキ」

タイの北東部、イサーン地方の鍋料理です。

オーダーすると炭火と土鍋がドーンと来ます。食べ方はいたって日本と同じです。お店の特製のタレにつけて食べます。

屋台で夜中に食べてもヘルシーですね♪スープはクリアでシンプル。

おつまみにピッタリの焼き鳥「ガイヤーン」

こちらもタイの北東部、イサーン地方の料理です。

味がしっかりついていて、ビールがぐいぐい飲めてしまう絶品です。つけダレも付いてきますが、これはめちゃ辛いです。タレなしでも美味しいので、是非ためしてみてください♪

餅米と一緒に食べるのが一般的です。タイ人は、餅米を粘土のように手でコロコロとこねて、最後にギュッとしてタレにつけて食べています。

こねてギュッとしたものを、ハイ!とそのままもらったことがあります。。。(できるなら自分でこねたかった!)笑

トロトロの豚の首肉「コームーヤーン」

これも、現地の日本人に大人気な一品です。

コー(首)ムー(豚)ヤーン(焼く)いわゆる、豚の首の焼き肉です。

豚トロのようだけど、しっかりと噛み応えのあるお肉です。油も美味しくて、ほぼハズレなしで美味!

タイの混ぜご飯「カオクルックカピ」

タイの混ぜご飯です。

甘く味付けされた牛肉と、赤い中華ソーセージ、卵とタマネギ、パパイヤサラダや生のサヤインゲンなどを小さく切った物がお皿にのっています。

カピという甘く調味されたエビ味噌とナンプラーベースのタレをかけて、全て混ぜていただきます。

唐辛子とエビ味噌の甘いペーストが日本でも買えます。万能なので、ひとつあると便利ですよ♪

ヘルシーで伝統的な前菜「ミエンカム」

この葉はバイチャプルーというタイのハーブです。この葉で細かく刻んだ具材をお好みで巻いて食べるタイの伝統的な前菜、おやつです。

個人的に大好きな一品。

具材はピーナッツ、皮付きライム、ココナッツを刻んで炒ったチップ、生の生姜、干しエビ、タマネギなど。

タレはお店によって違いますが、先ほどのカオクルックカピのタレ(カピという甘く調味されたエビ味噌とナンプラーベース)とほぼ同じテイストです。甘くてコクがあって美味!

Gedhawa(ゲッタワ)

プロンポンのエムクオーティエの裏側の通りにある、現地日本人にも人気のタイ料理屋さんです。

立地、雰囲気、品揃え 、味や価格が全体的に良いお店です。

場所:24 Sukhumvit soi 35
時間:11:00-14:00/ 17:00-22:00(日曜定休)

おわりに

これらのタイ料理は、基本的にどのお店でも食べられるものばかりです。デパートのフードコートへ行けば、ほとんどがそろっています。

個人的に、フードコートでバイトの兄ちゃんが作る料理よりも、屋台で長年生計を立てているおばちゃん飯の方が圧倒的に美味しいと感じます。

何となくでいいので、その辺の屋台でチャレンジしてみるもの旅の醍醐味ですよね♪ 色々と試してみてはいかがでしょうか!

タイスキやガイヤーン、コームーヤーンなどは、ソムタム押しのイサーン料理屋さんに行かなければ食べられない事が多いです。

今日はタイカレー作ろ〜♪

ココナッツミルクは、いつもまとめ買いをしています。買って帰ると重いのでアマゾンが便利〜

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