タイの日常でよく使う「〜したことがある」や「〜に慣れている」などの経験についての言い回しをご紹介します。
この経験を伝える方法がわかれば、自分が何に長けているのかを伝えられるだけでなく、相手にも何が得意なのか質問しやすくなります。今回も例文を入れているので、使う場面などをイメージして読んでいただけると嬉しいです。
日常や仕事はもちろん、タイ旅行であっても「これ食べたことない!」とタイ語伝えられると、タイ料理の食べ方などを喜んで教えてもらえるでしょう!
経験の表現「〜したことがある」
はい!よく耳にする、あの「クゥーイ」という言葉です!意味合い的には、〜するのに慣れているというニュアンスもあります。
クゥーイ | เคย | khəəi | have〜 +(過去分詞/past) |
発音のコツは、はじめから口を「イ」の形にして「ク」と良いながら、クーイという感じです。
一緒によく使う動詞
- 食べたことがある(クゥーイ ギン)
- 行ったことがある(クゥーイ パイ)
- 見たことがある(クゥーイ ヘン)
- 働いたことがある(クゥーイ タムンガーン)
「したことがない」と言うときは、否定の「マイ」を頭につけて「マイ クゥーイ」です。
「したことがありますか?」と聞くときは、疑問詞の「マイ」を動詞の後につけて、「クゥーイ〜マイ?」となります。
とってもシンプル!
例1:クゥーイ ギン マンクゥッ マイ カ/カップ?
(マンゴスチンを食べたことがありますか?)
:ヤン マイ クゥーイ カー/カップ
(まだ食べたことがありません。)
例2:クゥーイ ヘン ピー マイ?
(おばけ見たことある?)
:マイクゥーイ!ナークワ!
(ないよ!こわ!
※怖いは、ナーグルアと書きますが「ナークワ」言った方が伝わるような気がします。
仕事の場面で、昔どこどこで働いたことがある/働いていた、というような表現もできると思います。
前の職場は〜でしたと言えば問題は無さそうです。
使える表現として2つお伝えします。
・サムナック ガオ/オフィッ ガオ ※ガオは「前の、古い」(前の職場・事務所/オフィス)
・ティータムンガーン ※ティーは「〜で、〜のところの/at」(働く場所)
〜に慣れている、上手に「ペン」
ペン | เป็น | pen | good at |
この表現は、「マイペン」というようにマイをつけて否定形にして「よく知らない、慣れていない」という意味でよく使っていました。
何かお願いや提案をしたときに、慣れてないから出来ないよ、という風にやんわりと断られたりします。
見慣れない食べ物に、挑戦してみる時など「ギン ペン マイ?」(食べられる?)というより(食べ慣れてる?)と聞かれているような感じです。
例1:ロン ペン タイ マイ?
(タイ語の歌、うたえる?)
:マイルーチャック!マイペン!
(知らないよ!上手じゃない!)
例2:これ(卵かけごはんを指して)味見してみる?
(チム アニー マイ?)
:マイペン!マイギン カー/カップ。
(慣れてないよ/食べられないよ!食べません。)
このように、文化の違いの会話などは面白いですよね。
特に卵ごはんや、牛肉などはタイ人は食べようとしません。 食べ慣れていないのを分かっていて、冗談で「食べてみる?」などとよく話していました笑
この「ペン」は、英語のBE動詞のように、さまざまな場面で使われるので覚えておくととても便利ですよ。
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