今日は、日常でよく使うタイ語「何」の表現について細かく解説していきます。
「何=アライ」
ということはご存じの方も多いと思います。この「アライ」はとても使い勝手がいいので、在住者だけでなく旅行者でもすぐに実践できるフレーズを9つご紹介します。
タイ語で何してるの?と尋ねる言い方(4つ)
タム・アライ?(何してる?)
「タム」は「する・作る」という意味です。ここは「する」という「do」の意味で使われています。
英語では、what are you doing?
クン・タム・アライ?(あなたは何してるの?)
「クン」は「あなた」の意。クンを付けることで「あなた」が強調されるだけでなく、丁寧な印象にます。他の人が何をしているか知っているけど、あなたは?というようなニュアンスでしょうか。
英語では、what are YOU doing?
クン・ガムラン・タム・アライ・ユー?(あなたは今何してるの?)
「ガムラン」という言葉には「力」、「ユー」には「ある・いる」という意味があります。ここでは、「ガムラン○○ユー」で「今○○をしているところ」という表現ができます。○○には動詞が入ります。
ここでは「する」という「タム」が入っているので、「あなたは今何をしているの?」というとても丁寧な言い方の一つになります。タムアライ?よりも「今」が強調されます。
英語では、what are you doing now?
タム・アライ・ユー?(何をしているところなの?)
ここでは上記の、「○○しているところ」の「ガムラン○○ユー」のガムランが抜けた表現です。
逆に、ユーが抜けて「ガムラン・タム・アライ?」としても使うことが出来ます。
タイ語で何もしてないよ。の言い方(3つ)
マイ・ミー・アライ(なんでもないよ。)
マイ=否定の接頭語(not)
ミー=ある(there is/are, have)
「何か」というものが、無い。という表現です。英語で、nothing! という具合でしょうか。
マイ・ダイ・タム・アライ(何もしてないよ)
「マイ・ダイ○○=(過去に)○○しなかった」という意味になります。
「ダイ」には、「出来る」という可能の表現があるので、○○できなかったというニュアンスでも使うこともできますが、ここでは単純に「○○しなかった」という意味で使います。
パーオ(別に〜)
実際には「プラーオ」と発音し、「透明」という意味があります。
「何もない=透明」という表現で口語でパーオと言い、よく使われています。
やってるよ!と言いたい時は「ガムラン!ガムラン!」というと、「やってるよ!やってるやってる!」というような意味になります。
タイ語で「今〜しているよ」の答え方(2つ)
ガムラン○○ユー(今〜しているところ)
○○には動詞が入ります。
- ガムラン・キン・カーオ・ユー(今、ご飯を食べているところ)
- ガムラン・パイ・ユー(今、向かっているところ)
○○シュイシューイ(○○しているだけ)
シュイシュイは英語の「just」や「only」にあたる「ただ〜なだけ」という意味です。
・ドゥー・シュイシューイ(見ているだけです)
ん?何?と聞き返す時は、「アライ?」だけでも問題ありませんが、「アライ・ナ?」と最後に「ナ」や「ナカ」を付けることで、日本語の「〜ネ」にあたるやわらかい表現になります。
「アライ?」と言う時は、発音は意外にも上げません。むしろ下げるような言い方をすると自然です。「アライ・ナ/ナカー(女)/ナカップ(男)?」はとても口語的で、よく使います。
語尾は上げて言ってましょう♪
さいごに
以上、よく使えう「何」のフレーズを9つご紹介しました。使えそうなものはありましたか?
会話の最初のフレーズにもなる「何しているの?」という表現は、とても大事ですよね。やはり気にかけてもらうのは嬉しいです。
タイ人と仲良くなりたいときは、積極的に使ってみてはいかがしょうか?
ではまた〜