4年間バンコクで生活していた中で日常的によく使っていた「2語続けて言う形容詞」をご紹介します。いくつか覚えておくと、物事の状態や状況をストレスなく伝えることができますよ。
ヂンヂンやチャーチャーという言葉は、どこかで耳にしたことがあるひとも多いのではないでしょうか。
私の1番のお気に入りは、頑張って!という意味の「スースー!」。かわいらしいタイ語がたくさんあるんです。
実はあの「トゥクトゥク」も、走っている音のトゥクトゥクから来ているそうですよ♪
タイのタクシーでよく使う擬態語
ゆっくり「チャーチャー」
お茶の意味の「チャー」と発音が似ていますが少し違います。語尾を少しあげていうと、上手く伝わると思います。
ヂャとチャの中間の音を意識して話してみて下さい。日本語にはないですが、現地の人のマネをしてたくさん練習してみましょう♪
まっすぐ「トントン」
「トン」ではなく「トロン」が正解なのですが、実際のところ「トン」と聞こえます。まっすぐ行くはタイ語では「トン・パイ」でしたね。まっすぐまっすぐ!と言いたいときは「トン・トン!」でOKです。
近い「カイカイ」
この発音が非常に難しいんです。日本人にとっては、次にご紹介する「ガイ」という発音もふくめて1番やっかいなのではないでしょうか。「カイ」や「ガイ」には様々な意味がありましたね。
難しい事はさておき、「カイカイ」と2回言うことで、「近い」という意味を強調している場合が多くあります。
遠い「ガイガイ」
これも、さきほどの「近い」のカイと同じように、2回くりかえす事で「遠い」という意味を強調させる意味合いを持っています。上手く発音できれば「ガイ」だけで伝わりますが、状況説明がうまく出来ていない時は「ガイガイ」と言った方が近道かもしれません。
地図を指して、ここは遠いですか?と聞くときなんかは、「ティニーガイガイマイ?」だけで伝わっちゃったりしますので、たくさん使ってみてください!
タイのレストランでよく使う擬態語
頻度が高く、よく〜する「ボイボイ」
よくここへ来ます。これが好きでよく食べます。と言う機会は多いのではないでしょうか?副詞のように、文章の最後に付けると上手く使えますよ。
マーティニーボイボイというと、意味は「ここへ、よく来ています」となります。
こりこりと歯ごたえのある「ゴォプゴォプ」
焼き鳥や貝など、コリコリ、ゴリゴリとした歯ごたえのある食べ物を噛む音を表す言葉です。
もちもちとしている「ニャオニャオ」
タイにはもちもちとした食べ物がたくさんあります。有名なタイ東方北部のイサーン料理には、ガイヤーン(焼き鳥)といっしょに「カオ・ニャオ」を食べるのが一般的です。
カオは「ご飯」の意味でしたね。これは餅米からできているご飯なので、カオ・ニャオと言われています。
タイ全土で、デザートといえばココナッツ味の色つきでもちもちしたデザートばかり。とってもおいしくて見た目も可愛いのですが、すぐ飽きてしまうのは私だけではないはず(笑)
もぐもぐ「マンマン」
日本語でも、もぐもぐとは会話ではあまり言いませんよね。状態を伝える時にに使う言葉かもしれません。赤ちゃん言葉に近いですね。
本当に!「ヂンヂン!」
この言葉は、本当によく使います。カタカナで表すと、ジンジンというよりも、ヂェンヂェンに近いです。
口をエの形にして、ジンジンというと上手く言えます!
一言で「ヂン!」としても伝わりますが、2回繰り返すことで強調することができます。他の言語でもそうですが、形容詞を2回繰り返すことで、とってもというニュアンスがでますよね。
とっても暑いというときも「ローン・ロン」という風に言うこともありますよ。
タイで覚えておくと面白い擬音語
頑張って!「スースー」
この言葉は、とても覚えやすい♪スースーナ!と言えば「がんばってね!」という風に、気軽にいつでも使えて便利ですよ。
自分自身のことで「頑張ります」と言いたいときは、シンプルに「スースーカー/カップ」と言えばOK!
「スー」だけだと「買う」という意味になります。
チュッチュッ「ジュブジュブ」
友達同士の会話で冗談交じりに言ったり、小さな赤ちゃんに対して使ったりする、とても愛らしい言葉です。日本語でも、ぶちゅーといういい方もありますよね♪ジュッジュッという感じで言うのがコツです!
〜だけ、別に〜「シュイシューイ」
ちょっと〜なだけ、特にこれといって無い、というニュアンスの時に使います。英語でいうところのnothing(何も)やJust~ing(ただ〜しているだけ)という意味です。
見てるだけ〜と言う時は、ドゥー(見る)シュイシューイ(だけ)。
日常でかなり多様する言葉ですね
犬の鳴き声ワンワン「ホンホン」
タイにはそこら中に、野良犬くんがたくさん居ますので、犬を見つけたら言ってみてください♪
「なんで知ってるの〜?」と、近くにいる屋台のおばちゃんと仲良くなれるかもしれません笑
タイ語の動物の鳴き真似は、とても面白いです。ちなみに猫の鳴き声は、ミャオというよりメーアーオという感じで、「要らない」と言う意味の「マイ・アオ」を少しねちょっとさせたいい方に似ています。
おすすめのタイ語の参考書
>>タイ語を書くことに挑戦したい人や、タイ語初心者におすすめ
文法や語彙だけでは、タイ語はなかなか使えるようになりません。
この本は、初心者でもわかりやすいように発音記号が書いてあり会話フレーズも豊富です。ボリュームがありますが、これからしっかりと勉強したい方はコチラからはじめると良いと思います。
>>中級者向けは、この本がおすすめです!
タイ語の本に関しては、私色々と読んだことがありますが、この参考書がベストでした。
「かゆいところに手が届く」本です。
おわりに
パッと思いついたものをまとめてみました。それ以外にもたくさんありますが、これらのパッと思いつくものくらいしかよく使っていなかったと思います。
簡単な言葉を2回繰り返すだけで、とってもという意味が強くなるのでとっても便利ですよね!乱用すると子供っぽくなってしまうという心配は要らないと思います。
ぜひ他の言い回しと一緒に使ってみてください♪
こちらの「経験を伝える表現」も使えるので合わせて読んでね!